新撰組綺談~悠月ナ草~




聞くと、近藤は、ビクッと少し体を強ばらせたあと


苦笑いした。






「な、なんでだろうな~。
千秋さんが男装しているからなのかもしれないな」



「あははっ」


しどろもどろになっている近藤がなんだか可愛く見えた。





近藤は四つはいっていたおにぎりを三つもぺろりと食べたあと、




「そうだ!」と言い、思い付いたように声をかけた。









< 76 / 131 >

この作品をシェア

pagetop