こんな結婚認めないんだから!

 こんなお店、いっこくも早く出よう、

 そう思って扉に手を触れた瞬間


 「ちょっと待ちなさい」

老婆の声が聞こえた。



ひえええええ!!


なっ、なに!?


私をどうするつもり!?


「お譲ちゃん、これをあげよう」

いえいえ、いいです!!

どうせ、干からびたカエルとかだと思いますし…


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