絶対私が取り戻すから…
私の顔にはまた涙が流れる。

「え!俺変なこと言った!?」

私は頭を振りながら
「あってるよ…私達付き合ってたんだよ。友達なんて嘘だよ?」
そう告げた。

「ごめん。でも、記憶はないんだよ…」

「うん、それでも愁は愁だから…」

「やっぱり俺、記憶なくしてもお前のことが好きだわ。」

「え?」
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