絶対私が取り戻すから…
「よかったじゃん」

ふいに頭を撫でられた。

「愁!!!」
「俺の言ったとおりだろ?お前は普通にしてればいいって」
「うん!ありがと!」

「朝からいちゃついてんな―」
「そうだぞー。めざわりだぞー。」

私は満面の笑みをあの4人に向けた。
「阿達さん!酒井さん!宮野さん!森さん!こんな私と仲良くしてくれてありがとう!!!」
「硬いって!ゆーあ!阿達さんじゃなくて莉子。」
「酒井じゃない、未生」
「宮野じゃない、華琴」
「森じゃない、ミヤコ」


「莉子、未生、華琴、ミヤコ!覚えた!よろしくね!」
「おう!よろしく!!!癒亜♪」


私は一気に4人友達ができた。

阿達 莉子(あだち りこ)
酒井 未生(さかい みう)
宮野 華琴(みやの かこと)
森 ミヤコ(もり みやこ)

信じてみようかな…?
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