絶対私が取り戻すから…
「愁?」
「なに?」

今までのような優しい返事が返ってきた。
よかった。

夜お風呂から出てすぐかけた電話。
愁はその電話に出た。


「愁、なんかわかんないけど電話しちゃった。」
「うん。」
「ごめんね。」
「大丈夫だよ?」
「それだけ、ごめんね、ばいば「ちょっと待って。」

切ろうとしたとき呼び止められて
これからも電話したいと言われた。


< 98 / 209 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop