歌姫の君に恋をした。
「誰…でしょうね…」
見るからに怪しい奴。
保健室からは死角だが中庭からはばっちり見えてる。
死角とは言うものの中の声は多分聞こえてるだろう。
会話を聞くのは気が引けて俺達は中庭に来たのだから。
「ねえ、今あいつ笑った!」
杏奈の洞察力は一品もの。
怪しい奴の動きの一瞬の隙をよく見てる。
「男…だよね?」
「結斗、あれが女に見えますか?」
保健室の方を見ている奴。
身長はかるく180cmは超えているだろう。
「変…」
「杏奈?」
「優!あいつ変だよ!!」
いや、“変”だけじゃ分からないのですが…。
「あいつ今私達のほう見てニヤってした!」
こっちに気がついてても動かない男…。
見るからに怪しい奴。
保健室からは死角だが中庭からはばっちり見えてる。
死角とは言うものの中の声は多分聞こえてるだろう。
会話を聞くのは気が引けて俺達は中庭に来たのだから。
「ねえ、今あいつ笑った!」
杏奈の洞察力は一品もの。
怪しい奴の動きの一瞬の隙をよく見てる。
「男…だよね?」
「結斗、あれが女に見えますか?」
保健室の方を見ている奴。
身長はかるく180cmは超えているだろう。
「変…」
「杏奈?」
「優!あいつ変だよ!!」
いや、“変”だけじゃ分からないのですが…。
「あいつ今私達のほう見てニヤってした!」
こっちに気がついてても動かない男…。