歌姫の君に恋をした。
なぁ、杏奈。
お前は俺に嘘ついてないよな?
お前は俺の過去も何もかも受け入れてくれた。
お前も過去を話してくれた。
なのに凛蝶のことは言わなかったのか?
それとも柊人って奴の言葉が嘘なのか?
もう全然わかんねーよ…


「うっ…」
「あれ、気失った?つまんねー。幹部だからもうちょい殺れるかと思ったのに」


そう言って笑ってる男達。
輝夜は頭を何発も踏みつけられたのか意識がなかった。


杏奈…



「おやすみ、副長様」
「っ…」


ガリッ…


地面に思いっきり頭を打ち付けられた優。
優の意識は薄れていった…____
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