歌姫の君に恋をした。

体のいたるところが痛い。
それは輝夜や結斗も同じだが…

キィィ

体育館の扉は少し錆びてて嫌な音がした。
そして体育館に杏奈達が入ってきた。


｢｢きゃーーー!!!｣｣


それと同時に体育館にいる奴らの叫びが体育館中に響いた。


「美春、杏奈、こちらへ」
｢｢はい｣」


ステージの上から杏奈と美春を呼ぶ理事長。


なんでそんな苦しそうな顔してんだよ…

「皆さんお静かに。」


そう理事長の言葉に体育館は静寂に包まれた。


「今年入学式に来れなかった生徒2人を紹介いたします。
皆さんご存知の西園寺美春さんと美春のマネであり私の娘、内宮杏奈の2人です」

なんでそんな泣きそうなんだ?
なんでそんな顔…
訳わかんねーよ…


「初めまして、美春です。
入学式にはライブが重なりしばらく来れませんでした。
でも今日から仕事がない限り皆さんと一緒に授業致しますのでよろしくお願いします」