彼女が男で彼氏が私で【完】
部活終わったら紗南と出雲に連絡入れなきゃ!
出雲…
あの日から、私と出雲は一言も話していない
前までは一緒に食べていたお昼も、出雲は何処かに行って食べているようで
目も合わせてくれない
合ったとしても一方的に逸らされる
部活も終わり私は自主練と先生に言って、体育館を使わせてもらうことにした
ひたすらスリーシュートの練習
カゴからボールがなくなれば拾いに行って
またシュートを打ち続ける
我ながらバスケバカと思う笑
いつの間にか時間は8時になろうとしていた
帰らなきゃ
私は急いで片付けをして、着替えも済ませて
校門に走った