彼女が男で彼氏が私で【完】
こいつらの女好きは治らんのかな?
「4人ともコーヒーでいい」
「はーい」
と口を揃えて言われたので
頭に来た
大声を出したかったけど、今日は一般祭
学校の評判を落とすわけにはいかなかった
「すみませーん」
また違うところで声こけられたので
4人はほっておいてそっちに行った
「あっ、桐斗くん
いらっしゃい。紗南ね、ちょっと待ってて」
桐斗くんが来たことを紗南に伝えに行ったところ
紗南は目の色を変えて喜んでいた
「中はいいから、桐斗くんと回って来な」
「うん!」
嬉しそうに頷いてキッチンを出て行った