彼女が男で彼氏が私で【完】
「飛翔!」
靴箱で靴を履き替えていたとき
名前を呼ばれた
「出雲」
「気づいたな居ないんだもん!先に帰るならあたしに言ってよね!
てことで一緒に帰ろ!」
出雲は靴を履き替えて、私と一緒に学校を出た
「今日は部活ないんだ」
「学園祭の後片付けとかが大変だからね
明日からはいつも通りやるよ」
「ふーん大変だね」
他愛ない話をしていると、出雲の家に着いた
「じゃぁ、ここで」
いつものように出雲とここで別れるはずだったのだが
「今日は飛翔の家まで行っていい?」