彼女が男で彼氏が私で【完】
「私たちが入学したときもあんなんだったね笑」
「確かに、飛翔と出雲はいっつも注目の的だった笑」
「大変だったんだよ?」
「分かってるって!」
懐かしい話をしていた私と紗南
「今週は彼が女子の餌食になるんだ、かわいそうに」
紗南がこのような光景を見飽きたと言わんばかりに言う
「ていうか懐かしいね、七原くん」
「うん、そうだね」
さすがの紗南でも覚えてたか笑
「ねぇ飛翔?
この前の写真の子だよね?」
あっ…こっちも覚えてた?
「うん…まぁね」