彼女が男で彼氏が私で【完】
飛翔side
さすがに今日は学校休も…
まだ身体も重いし、熱も少しあるし…
階段を降りリビングに入った
「あっ、飛翔!
起きてきて大丈夫なのか?」
リビングに入った瞬間
賢兄がものすごい勢いでズカズカやってきた
「今日は学校休むつもり
それを伝えにきた」
「そっか、学校には連絡しとく」
賢兄はそう言った
「父さん今日、夜遅いらしいし
颯斗は部活の平日合宿だから家には帰らないし
俺と一輝は部活で遅くなる
秀もバイトで帰りが遅いから、飯はちゃんと摂るんだぞ」
あ…父さんいないんだ