彼女が男で彼氏が私で【完】




ご飯を食べ終えた私は、食器を流し台において自分の部屋に上がろうとしたが


「待って、僕も行っていい?」



階段のところで陸斗に呼び止められた





「別にいいけど」



どうしたんだろ?







私の部屋に入った陸斗はカレンダーを見ていた




「あのさ!、24日って空いてる?」




「24…日…

ごめん、その日は紗南たちと遊ぶ約束してるんだ」




「そっか…
じゃ23日は?」




「終業式の日だよね?
終業式の後、2時間練習だけどそのあとは空いてるよ」




「じゃあさ23日、僕と遊んでくれる?」







「別にいいよ」





「じゃあ決まり!
僕はそろそろ家に戻るね」





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