彼女が男で彼氏が私で【完】
「紗南もいいの見つかって良かったじゃん!
喜んでもらえるといいね」
「うん!」
私と紗南はプレゼントを持って、待ち合わせの場所に行った
「お待たせ」
私たちが着いたときには、出雲と高倉くんはすでに着いており、2人仲良く話していた
「じゃぁさっそく行きますか」
「あっ、ちょっと待って!」
高倉くんが椅子から立ち上がったのを止めた紗南
「2人に渡したいものがあるんだ」
私たちは目を合わせて
プレゼントを渡した
「あけていい?」
出雲は目を輝かせて聞いてくる
私は頷いた
「うわぁ!マフラー」
出雲はクルクルっと首に巻いた
「でもこれ…
男もんじゃん」