彼女が男で彼氏が私で【完】
数分の戦闘後
私は出雲をお姫様抱っこというもので、パラソルまで運んだ
「ゴメン、私のせいで
私がちゃんとついていればこんなことには…」
「ううん、飛翔はあたしを助けに来てくれた。それだけで十分だよ」
ギュっと出雲を包み込む
「これからは私がちゃんと守るから」
「違うよ?
あたしが飛翔を守るの!
飛翔に辛い思いをさせるなら、あたしは女装を辞める」
「なにいって…」
出雲はニッコリと笑った
「あたしも皆と遊んでくるよ!」
そう言ってパーカーを脱いだ出雲