先生、好きです。

良ちゃんは、すぐ人のことバカバカ言う。

そりゃ良ちゃんは学年トップの成績で頭もいいんでしょうけど?


そんなにバカバカ言わなくたっていいじゃない!


どーせあたしはおバカですよーだ!


「アイツだけはやめとけ。

お前が落とせる相手じゃない。」

「へ?

良ちゃんってアキ先生と知り合いだったの?」

「とにかく、アイツはダメだ。

それに、相手が誰か、ホントに分かってんの?」

「どゆこと?」


あたしが目をぱちくりさせて良ちゃんを見つめると。


ハァ…



わぉ。

盛大なため息ですこと。



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