それが私の彼氏
さてと。これからどうしよ。トイレでも行って涙とめてこようかな。でも続きが気になるしなぁ。トイレで読むわけにもいかないよね……。
あ!そーだ!図書室で読もっかな。図書室なら誰もいないでしょ。

それなのに。
「ふ……うぅ……」
どうして涙溢れでてくるの…!
もう!止まってよ!

私の思いに反して涙は止まらない。
泣いてることが誰かにばれるのがいやで、私は校舎まで走った。そのおかげか、校舎に入るまでは誰にも会わなかったんだ。
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