佐伯先生×ゆあちゃん【短編集】
雪だるまネイル
「今日は…なぜ抱きつかない?」
研究室にゆあが入ってきてしばらく経つ。
ここに僕しかいないとゆあは決まって抱きつくが、今日の彼女は大人しい。
僕は思ったことを言葉に出していて、彼女の顔色が変わったときに後悔したが時すでに遅し。
「せんせい!!!」
先ほどの大人しさはどこへやら、ガバッと音がなるほど抱きつかれた。
「さみしいと思ってくれてたんだ」
「そういう訳ではない。ただいつもしてくるものをしないと、なぜかと気になるのは当然だろう」
「赤くなってる~かわいい」
「なっ」
「あ! あと15分はだめなんだったんだ…」
ゆあがそろりと離れた。
研究室にゆあが入ってきてしばらく経つ。
ここに僕しかいないとゆあは決まって抱きつくが、今日の彼女は大人しい。
僕は思ったことを言葉に出していて、彼女の顔色が変わったときに後悔したが時すでに遅し。
「せんせい!!!」
先ほどの大人しさはどこへやら、ガバッと音がなるほど抱きつかれた。
「さみしいと思ってくれてたんだ」
「そういう訳ではない。ただいつもしてくるものをしないと、なぜかと気になるのは当然だろう」
「赤くなってる~かわいい」
「なっ」
「あ! あと15分はだめなんだったんだ…」
ゆあがそろりと離れた。