恋歌〔LoveSong〕

夏に起きたことでした。

やっと来た

ぼーっと窓の外を見つめる。



「またなーに物思いにふけてんのっ」



「亜季…」



「あんた最近一人で考え事しすぎじゃない??」



「そ、そうかな??」



「そーだよ。あたしが話しててもどっか違うとこに行ってるみたいだし。」



「うそ、ごめん。」