恋歌〔LoveSong〕
藤城くんに会ってから。



あたしはあることをぐるぐると考えてしまう。



「昼休み屋上いるから。また来いよな。」



あの言葉が、頭から離れない。



「みこ、どーかしたの??あたしに言って??」



亜季が真っ直ぐあたしを見る。



「あたしじゃ頼れない??これでも親友なんですけど。」



相談…してみようかな。
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