恋歌〔LoveSong〕
木下の体を、俺と向き直すようにした。



「藤城くん…」



少し安心したような顔を見せる木下。



「なんでこなかったんだよ。俺ずっと待ってたのに。」



おでこを突っついた。
< 50 / 80 >

この作品をシェア

pagetop