君さえ幸せならそれでいい。



「あれ、取らなくていいの?」


「うん。
どうせ取れないしね」




へらっと笑う早希は
さーて何して遊ぼっかなーと言って
腕まくらをした。



その後沢山早希と遊んだ。


こんなの久しぶりすぎて
思わず俺も笑ってしまった。



こんな日々が続けばいいなぁと
思っていたが
そんな日常も壊されてしまう事に
俺は気づかなかった。



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