君さえ幸せならそれでいい。



そこからスピードをもっと上げて
足がもげるくらいめちゃくちゃ頑張った。




感謝しろよな。



俺たちはクラスも同じなので
遅刻しても一人じゃないから
なぜだか安心する。



「ギリギリセーフ!」


ガラッと勢いよく教室のドアを開けると
早希の声が耳元で聞こえた。



< 4 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop