君さえ幸せならそれでいい。




大声で言われたので俺の耳は破滅寸前
だった。




ほんっとにあいつは〜!!



殺意を抑えながらも自分の席についたら
後ろの席の仲のいい蓮(れん)に
話しかけられた。



「よっ!
今日も夫婦でご苦労様です」


「夫婦じゃねーよ」


「彼女か」


「あんなの女以下」



蓮の言うことに対して指摘した俺は
自分の席について後ろを向いた。


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