君さえ幸せならそれでいい。




授業が終わってホームルームも終わると
自然と俺と早希は一緒に帰る感じになる。



不思議だけど、俺たちだったら目でも会話出来んじゃねーか?



そんな呑気な事を考えていると
早希が俺の腕を掴んできた。




「ねえ、今日ゲームセンター
寄ってかない?」



「しょーがねーな」



何故かゲーセンに行きたいと言い出した
早希は俺の返事を聞くと嬉しそうに
頷いた。


そんなに行きたかったのか?



まあ少しくらい早希の我儘聞いても
いいか…



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