君さえ幸せならそれでいい。
ゲーセンにつくと早希はお目当のモノが
あったらしく
それに飛びついてコレとって!と
言ってきた。
クレーンゲームらしく中には
ブッサイクなクマとウサギ、ブタの
ぬいぐるみが並べて置いてあった。
コレ欲しいのかよ…
「ブッサイクだな」
「えー、可愛いじゃん!」
「取るなら自分で取れよ」
俺は早希にそう冷たく言って
違うゲームがあるところに
移動した。
「ちょっと待ってよ!」
トコトコと俺の後ろをついてくる早希。