♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「てか思ったんだけど、
俺って今は安藤に嫌われてる?」
「別に嫌ってはないですよ。
先輩が嫌いなら喋りませんし」
「ふ~ん」
「それよりも俺が大好きなんですって」
急にデレだした石田。
「石田、キモい」
「あーもっと早く言ってれば~。
由美と早く付き合えてたのかも……」
「全ては俺様に感謝だな」
「感謝してますよ。
ありがとうございました」
「感情こもってねぇな」
「あ、バレました?」
くすっと笑っていう石田。
「とにかく、もう俺たちを巻き込むなよな」
それに……
「もう、キスは……」
「しっしませんよ?!
先輩、そっちの方も興味あるんですか!?」
「なわけねぇだろっっ」
石田も俺の中で、
安藤と同じくらいのうざい後輩になった。
まぁ、2人とも嫌いじゃないけどな。