♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「いいから着替えなおしてっ
バレたら困るから」
「まぁバレたらバレたで仕方ないだろ」
「輝はバラそうとしてるようにしか見えないっ」
のんきに着替えちゃってるし……。
「第一、俺は協力するなんて言ってないから」
「え……協力してくれるんじゃないの!?」
「そんなこと一言も言ってねぇよ」
うそ……。
ここに来るまでの会話を思い出す。
……たしかに言われてないような~。
「でも、協力してくれたっていいじゃない?」
「めんどくさい。
俺はバレたって全然構わねぇし。
『俺たち、愛し合ってます』なんて言うか」
不敵な笑みを浮かべる輝が怖い……。
「まぁ、美咲頑張れよ。
俺はいつも通り過ごさせてもらうから」
「待ってよ!せめて着替えだけでも……」
「美咲が着替えさせてくれんならいいけど?」
っ!!
「そんなこと出来るわけないでしょ//
いいよもうっ」
怒りながら輝の部屋を出た。
こうなったら、
私1人で乗り越えてみせるんだからっ