♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「こんばんは先輩っ
応援にきました!」
「応援?」
応援って、美咲のか?
「持ってきちゃいました!」
そういう安藤の手には、
パックらしきものが……。
この匂い……
「カレーか?」
「はいっ作りすぎたんで、
美咲先輩たちに差し入れですっ」
「まじかサンキュー」
ここで救世主が現れた。
これで夜ご飯を、
美咲に作らせなくすむ。
良かった~。
「美咲先輩は?」
「今、猛勉強中」
「スパルタ教育とかしないで下さいよ~」
「してねぇよ」
たぶんな……。
「上がってく?」
「うーん……美咲先輩にすごい会いたいですけど、勉強の邪魔になるんで失礼します!」
さようなら!っと言って、
帰っていった安藤。
まぁ、今安藤に会ったら、
騒がしくなりそうだ。
てか、安藤も明日から試験なのに、
大丈夫なんだろうか……。
まぁ俺が心配することでもねぇか。
「……めっちゃいい匂い」
ありがたや~。