♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
リビングに戻ると、
美咲は問題を解き終わったのか、
休憩していた。
「美咲~安藤が差し入れって」
「わぁカレー!
って、由美ちゃんが!?いつ来たの?」
「今さっき」
「気づかなかった……。
何で教えてくれなかったの~」
美咲、俺が玄関に行ったことも知らなかったのかよ。
相当な集中力だな。
すごい。
「美咲が気づかないのが悪い。
俺、米研ぐから、美咲は休憩しとけ」
「え~いいよっ
お米くらい私が「いいから」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「おう」
テスト勉強しながらも、
美咲は朝、夜は必ず作ってくれてる。
昼は学食にしてる。
美咲の負担になるしな。
試験中は、俺も少しは作れるようにならなくちゃ……。
料理本でも見とくか。