♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
高木美咲の話を聞いてから数日のこと。
放課後は、珍しく予定もなく、
帰ろうとしたとき……
「高木美咲さん、好きなんだ。
よかったら、俺と付き合ってください」
高木美咲……?
それって、
この間クラスの奴らが噂してた?
俺は、声のした方に駆け寄った。
校舎裏で告白とは……
なかなかベタな奴。
覗いて見えたのは、告ってる男と、
高木美咲という女。
え、高木美咲って……
まじかよ……
髪は少し伸びていたが、
俺に飲み物をくれた彼女だった。
ドキっ……
また、俺の胸が動き始めた。
あの時と同じ感覚……。
なんなんだよこれ……