♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「この水筒……」
「可愛いでしょ~。
けっこうお気に入りだったんだ」
「いや違くて、
美咲、覚えてる?」
「覚えてるって……
え、まさか……?」
もしかして、
輝があの時の……?
「あの時はありがとう、美咲」
「……ふふっ、どういたしまして」
なんだ、こんな近くにいたんだ。
それから、
輝からすごい嬉しい話を聞いた。
あの時から、
好きでいてくれたなんて知らなかった……。
風邪は引いちゃったけど、
今日は私とって、
とてもいい日になったのだった。