♥続・甘々な俺様とふたりきり♥


優里ちゃんの買い物が終わって、

駅前のファミレスで喋っていたら、

もう外は真っ暗になっていた。



「このくらい止めとけば大丈夫かな……」



「え、何優里ちゃん?」



「ううんっこっちの話!
そろそろ暗くなるし帰ろうか~」



「?そうだな」



何だろう。

優里ちゃんの言葉が少しひっかかった。




「優里ちゃ「はい、輝は早く帰った帰った~」



優里ちゃんに喋りかけようとしたら、

大地に言葉を被せられた。




「何だよお前」



「俺たちの貴重な時間取るなよ。
優里とふたりでいさせろ」



「俺は優里ちゃんに誘われてきたんだからな。大地がついてきたんだろ」



「何とでもいえ!
テストも終わってハッピーな俺には、
輝の冷たい言葉も今は平気だ」



幸せそうな顔しやがって……。


「はいはい。
邪魔な俺は帰ってやるよ」



俺は家に帰って、

落ち込んでる美咲を慰めるか。

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