♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「……~で、昨日はそこの男とお泊りをしたのね?」
「したっていうか、
俺たち同棲してるんで」
「ちょっ輝、「どっ?!同棲!?」
輝、余計なことを……。
話がまたややこしくなっちゃうよっ。
「だって同棲ってね「ちょっと説明するの大変なんで、美咲の母親と連絡取った方がいいですよ。美咲、ケータイ出して」
「は、はいはいっ」
お母さんにダイヤルを合わせ、叔母さんに渡す。
「怒るなら、俺たちの母親に文句言ってくださいね」
「え?ちょっと意味が分からないんだけど「いいから電話かけてください」
「は、はい……」
すごい。
輝、あんなにうるさかった叔母さんを黙らせた。
「輝、叔母さんを黙らすなんてすごいね」
「起きて早々、あんな長々と話聞いたんだからもういいだろ。てか何で美咲の叔母さんがいるの?」
「何か頼みごとがあるとか……。
でも、何の頼みごとかは聞いてないんだよね」
そういえば叔母さん、何しにきたんだろう?
「何で聞いてねぇんだよ」
「だって輝がタイミング悪くくるからっ」
「はぁ?俺のせいにするなよ」
「しかも、同棲なんて言っちゃって、
私の親戚としての立場が……」
お母さんたちが考えたことだけど、
それを計3ヶ月も実行しちゃったわけで。
叔母さんはお喋りだから、
色んな人に喋っちゃいそうだ~……。