♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
お昼を食べて、あっという間に午後になった。
__ピンポーン
きたか……。
「輝?緊張してるの?」
「はぁ?別にしてねぇし
とっとと開けて来いよ」
「はいはい」
美咲の親戚の子だし、
下手なことは出来ない。
めちゃくちゃやさし~いお兄ちゃんでいくか。
てか俺は元から優しいしな。
いつも通りの俺でいればいいんだ。
俺で「輝、いい加減来てよ」
「おう……」
どんな子どもだろうが、
面倒みてやろうじゃねぇかっ
__ガチャ
「おまたせ「美咲ーーーー!」
「わぁっ……」
「会いたかった美咲っ
元気だった!?……って、誰だそこの男?」
美咲に飛びついた子どもが、俺を指さす。
「こんにちは」
俺の中では、とびきりの笑顔で挨拶をした。
「胡散臭い笑顔……」
イラっ
誰が胡散臭い笑顔だよ。
「俺は、高橋「ねぇ、美咲。いつから家政婦雇ったの?」
「って、話聞けよ!家政婦じゃねぇしっ」
「私の……彼氏だよ//」
そうだそうだ。
まいったかクソガキ。
「はぁ……この男が?」
「うん」
「ありえない……美咲と結婚するのは俺だろ?」
「はぁ!?」
「えっ!?」
とんでもない発言が聞こえたぞ?!
「ガキが何言って「俺は昔に約束したんだ。
お前には負けない」
「お前って……年上はもっと敬えっ」
「敵に敬う必要なんてない。
俺の美咲をとるなよ」
「俺の美咲ってな、
悪いが、俺と美咲は愛し合ってんだよ~」
残念だったな~。
子どもに恋愛なんて早い。
「へったかだか数カ月だろ。
美咲に彼氏が出来たなんて春休みは聞かなかったし。
そんな薄っぺらい愛情なんて、すぐ冷める」
「なんだと……?やんのかクソガキ」
妙に真面目な回答するな。
頭ゴリゴリしてやろうか……。
「やれるもんならやってみろ単細胞っ」
こうなりゃくすぐりで黙らせたろうかっ