♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「輝くんが甚平着てるのみて、私も浴衣着てみようかな~なんて。1人でやってたら苦戦しちゃって」
なるほど、それで遅かったのか。
「へ、変じゃないかな?」
「あ、あぁ……いいんじゃね?」
可愛すぎてまともに見てられねぇっての。
「良かった~。あ、輝ちょっと待って、タオル」
「おう、ありがとう」
美咲からタオルを受け取ろうと手を伸ばす。
「動かないで」
「え?」
美咲はちょっと背伸びをして、俺の顔を優しく拭く。
「なっ、みさ……//」
「うん?なに?」
首をかしげる美咲にもう限界がきた。
「わぁっ……」
俺は美咲を抱きしめた。
「あー無理」
「な、何が無理なの?」
「お前可愛すぎだから//直視出来ねぇよ……//」
「へぇ!?あ、ありがと……//」
美咲の顔が赤くなる。
いや、俺の方が今絶対赤いけど。
抱きしめてると、美咲からいい匂いがしてくる。
俺は理性を抑えて、美咲から離れる。
「「……//」」
無言が続く……
「ねぇ、まだ~?」
わけもなく、輝が俺たちの間に割って入ってきた。