♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
「去年はここのお祭り来てなかったけど、
出店増えたね」
「ここらへん人口も多くなってきたしな。
人寄せだろう」
「なるほど……あぁわたあめー!」
美咲は目当ての出店に飛んでく。
行動力やば……。
「すいませんっわたあめ1つ!」
「はい、200円ね~」
「はーい「おばちゃんこれで」
「あら、カッコいい男の子だこと~」
「輝!?」
「俺も食べたいから」
そうしておばちゃんからわたあめをもらう。
「はい美咲」
「輝から食べていいよ」
「いやいい。俺そんなにわたあめ好きじゃないから」
「え?だってさっき……あ、ありがと輝」
「どういたしまして」
美咲は嬉しそうにわたあめを食べる。
美咲もチビも子どもだな。
「子ども2人の子守って俺も大変だな~」
「ちょっ……それって私のこと?」
「さあ?」
もうっと言いながら怒る美咲。
わたあめ食いながら怒っても怖くないし。