♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
それからは、チビが行きたいところを周った。
「輝~次は射的やる!」
「はいはい」
それにしても元気だな。
俺はけっこうヘトヘトなんだけど。
「輝、勝負しようっ」
「え、いやいい。射的は……」
射的はな……
「いいじゃんやりなよ輝。
私、2人の見てるから」
「み、美咲やるか?」
「私はいいよ。輝もお祭り楽しまなくちゃ」
「いや十分楽しんでるし「ははーん、輝、射的苦手なんだな?」
ギクッ……
「ち、違うに決まってんだろっ
俺様に苦手なものなんてないんだからな。見てろ」
「……」
「美咲、そんな目では見るな」
哀れな目でみるんじゃねぇ……
「じゃあ美咲、どれほしい?」
「え、輝くんできるの?」
「まぁね~で、どれどれ?」
美咲は獲れやすそうなものを指す。
パンッ
「わぁーすごい輝くん!」
「へへーん。まぁちょろいちょろい」
くっ……
「おい美咲、後はどれがほしい?」
「え?輝に「どれ?」
「あ……じゃあそこの目の前のやつ」
「おっけい」
このくらいなら俺にだって……!