♥続・甘々な俺様とふたりきり♥
ファーストキス
[美咲side]
数日後。
今日は朝から雨が降っていたので、
久々に学校の食堂で、
輝と優里と大地くんでご飯中。
「美咲ちゃんよかったね~。
輝くん奪われなくて」
「その子、1年の男と付き合ってんだって?
輝のすぐ後にそいつ選んだって、
ちょっとした噂になってたよ」
「うん。由美ちゃんとたっくん、
付き合い始めたんだよ。
由美ちゃんは、
輝をヒーローと勘違いしただけで、
実質的に、2人は両想いだったのかな?」
由美ちゃんのヒーロー=たっくん
これがほんとは正しいのだ。
「何が勘違いだよ。
あんなに俺に付きまとっといて……
それに俺はキスされたんだからな!?」
そうだった……。
「あ~あ。また美咲に、
キスで消毒してもらわないとダメかも」
「ちょっちょっと//」
隣にいる輝の口を急いで抑える。