いじめられっことキス


ーガラガラガラ


教室のドアが開きさっき起こった事が今起こらなくてよかったと妃華は少し安心していた


「証おはよーん」


「おはよ岬」


証君ってゆんだあの人


あれ?でもあの人の名前何処かで聞いたきがする


あ!!思い出したキス魔の証!


最近噂で聞いたんだよね


2年にすぐキスをしようとする奴がいるってでもノリが良いしカッコイいから好きという人もいると言う


気がつくとホームルームが始まっていた


「きりーつれい」


「お願いします」


「今日は係を決めようと思います」


「図書委員がいい人」


「…」


私は無言で手を挙げた


他の人も手を挙げていたが妃華が挙げるとみんな手を下げ始めた


「なーにみんなやんねーのだったら俺図書委員やるよ」


「……」


教室が静まったと思うと一人の生徒が手を挙げた


「えー証が図書委員ならあたしも図書委員する」


朝挨拶してた子だ!


あんな静かだったのに手を挙げるなんてそうとう証の事が好きなんだろう…


「じゃあ浅月君と岬さんでいいでしょうか」


私の事無視かぁまぁ別にいいか他の係でも


と思っていたら証が急に席を立った


「おいまてよ岬の前に鳴野瀬が手あげてただろうが」


「えーいーじゃん証一緒にしよーよ」


「俺は鳴野瀬としたいの」


え?ちょっとまってこいつなにいってるの
反感かうのは私なんだけど…


「なんであんやつがいいわけ」


「ちょっと奈々やめなよ」
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