新撰組は、私を変えた
時「変われ。あとは、俺達がする」


獅「お久しぶりで〜す!大丈夫じゃなさそうですね。古高さん」


土「なんでお前らがいるんだよ!」


時「俺らの方が早いからだ」


古「し、しおん…?」


獅「そーだよ。古高さん、僕ね長州藩にはもう、戻れないんだ」


時「古高さん…ごめんなさい。怪我は治してあげます。」


古「獅鳳のお姉さん…?」


時「そうです。古高さん貴方がたがしようとしている事は、私も獅鳳も分かっています。」


古「あは、あははっ…。分かったよ…君達に言われたら、仕方がない。話すよ」


獅鳳「ありがとう…古高さん。そして、ごめんね」


古高さんは、ちゃんと話してくれた。
長州がしようとしていることは、
“祇園祭の前の強い風の日を狙って御所に火を放ち、その混乱に乗じて中川宮朝彦親王を幽閉、一橋慶喜・松平容保らを暗殺し孝明天皇を長州へ連れ去る”
という内容だった。
< 119 / 139 >

この作品をシェア

pagetop