新撰組は、私を変えた
時「土方、お前は戦に出ずに最後の片付けをしろ。」


土「あぁ?俺も出る。」


時「出るな。出るんなら、入口付近で戦え。外が見える所でだ…いいな」


獅「おねぇちゃんの言うことは?」


土「チッ…わーったよ」


そこからの指揮は、土方…ではなく、時雨が取った。
時雨の姿と獅鳳の姿のこともすべて話した。
隊士達は動揺していたが、幹部が動揺していなかったのですぐに承知した。
もちろん、未来から来たことは話してない。


時「……という事だ。分かったな。死にたくなければ、言うことを聞け。」


獅「大丈夫!怪我ぐらいなら、僕ら怒らないからね!でも、生死をさ迷うぐらいなら…分かんないよ?(ニコッ)」


ありえない殺気を出した獅鳳。
それに気づかれ…



?「あー!みーっけ!」

(グサッ)


時「みーっけね…。最初から気づいてたけど、お前気づかなかったのか?千里」


時雨は腹部に刺されたのにも関わらず平然と話してる。


千「いやぁ…うん。気づきませんでした☆(テヘッ)」


獅「杏里ちゃん可哀想…。(ボソッ)みんな!突撃!!!」


「「「おぉぉぉぉっ!!!」」」


獅鳳の合図でみんな乗り込んだ。


獅)おねぇちゃん…


獅鳳は、姉の時雨を気にかけながらも乗り込んでいった…鬼の姿で…
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