新撰組は、私を変えた
沖田を置いていった時雨は、屋根の上を歩いていた


時「朝は、目立つけど何かあったら屋根の方が楽だな…」


?「見つけた…」


時「誰だ!」

時)一生の不覚…俺が気づかなかったなんて…


?「その顔!" 一生の不覚"って感じだね。安心して?僕は、君を探してたんだ♪」


時「俺を探してた…だと?」


?「そうだよ〜(笑)いやー。疲れた疲れた。まさか、新撰組にいたなんて」


時「お前は、誰だ!」


時雨は、戦闘体制になって質問を投げつけた


?「おっと!自己紹介がまだだったね。僕の名前は、常磐獅鳳(しおん)君の弟だよ。よろしくねおねぇちゃん(笑)」


時「獅鳳だと…」


獅「そっ…カッコいいでしょ?おねぇちゃんは、僕の事覚えてる?」

時)獅鳳…弟…誰だ。全く覚えてない…頭がズキズキする…


獅「頭痛いの?た、大変だ!すぐ仲間呼んでくる!待ってて。浅葱色の羽織…何処」


獅鳳という名の男は、屋根を降りて「浅葱色の羽織…」っと、叫びながら探しに行った


時「待て…し…おん」



時雨は、意識を失った…
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