続・芸能人と恋に落ちました。
結局蒼から解放されたのはお昼頃
しばらくベットの上でゆっくりしてた
もちろん布団に包まりながら
「なぁ、腹減らね?」
「うん,お腹空いた。朝ごはんも食べれなかったし」
「昼飯食ったら恋蘭と洸のこと迎え行くぞ」
「うん! じゃあお昼ご飯作ろうかな…っ! 」
「…どうしたんだよ」
「腰が…痛い,動けない」
「あー今日は凄かったからな」
「それは言わないで…」
腰の痛みを気合いで我慢しお昼ご飯を作った
「はい,どうぞ」
「いただきまーす」
ご飯を食べてる間も少し動いただけで腰が痛む
痛みに顔を歪ませると見兼ねた蒼が心配してくれた
「湿布でも貼るか?」
「…うん,貼る」
湿布を貼ろうと腰をあげると
「いいよ、俺がとってくるから」
優しい…! 蒼がキラキラして見える
「蒼優しい! 」
「いつもだわ」
最後のセリフはさらっと流し蒼にお礼を言った
「俺が貼ってやるよ。後ろ見えないだろ?」
「いいの? じゃお願い」
…うっ! 冷たい…
湿布のあの匂いがダメなんだけど痛みには勝てない
「よし、できた」
「…痛ーいっ!!」
貼り終わった後に蒼が私の腰を叩いた
私が叫んでも謝ってこないから恐らくわざとやったんだろう
チラっと顔を見ると笑いをこらえている
あまりの痛みに笑いを必死にこらえている蒼を睨む