続・芸能人と恋に落ちました。
実感
実家から出てスーパーに行く途中に公園に立ち寄った
蒼は洸を滑り台に連れて行って遊んでる
恋蘭はさっき私が怒ってしまったのに私の元を離れない
「恋蘭さっきはごめんね」
「ママ? 」
「恋蘭だけが悪いわけじゃないのにね。ママ反省してる」
「…恋蘭気にしてなんかないもーんっ」
ニカッと笑顔を向けてくれる
やっぱり恋蘭は優しい子
私の事をよく考えてくれる
私よりも周りの事が見えてると思う
「ママを許してくれてありがとう」
「うんっ」
「恋蘭大好きよ」
「恋蘭もママ大好き! 」
「ありがとう」
この小さい背中を力いっぱい抱きしめた
改めて親としての責任を感じた
この小さい背中を私達夫婦が立派な背中に育てあげなければ。と
背中と同時に心もね
「恋蘭もパパと遊んできな? 」
「うん! パパ〜! 」
「おっ!恋蘭も来たのか〜!」
あっ! この光景夢で見た気がする
ずっと憧れていたんだ。この光景
お父さんが子供たちと一緒に遊んでる姿をお母さんが見守るっていう
憧れだと思っていた夢
けれど実際に現実にする事ができたよ