続・芸能人と恋に落ちました。


「洸おはよう」


洸を絨毯に座らせる


「今帰ってきたの? 」

「…は?」


こいつ何言ってんの?

俺たちさっきまでいい雰囲気だったんですけど


「蒼が帰ってきたの知らない…いつ帰ってきたの? 」

「やっぱ熱あんのか?」


またおでこと首を触ったけどあるはずなくて


「何やってるの? 可笑しい」


ふふっと笑う未來

記憶…ないのか?

そういえばあの時顔がトローンとしてたよな…

寝ボケてた?


「あ! 今日蒼が頑張ってくれた家族のやつやるよっ! 」

「今日なんだ」

「もう楽しみでさ〜テレビ観ようと思っても面白そうなやつやってなくて寝ちゃって…
そしたら洸の泣き声が聞こえて,2時間も寝ちゃったよ〜」


やっぱこいつ…覚えてない

洸の泣き声が聞こえた時に目が覚めたっていうことだよな…

寝ボケてたとしてもああいう未來も嫌いじゃない

寧ろいいよな…

自分では知らない間に甘えてるっていう…

最高だわ


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