続・芸能人と恋に落ちました。

~未來side~

洸の泣き声が聞こえて目が覚めた

洸を抱きかかえリビングに戻るとそこには着替えを済ました蒼がいた

あれ…? 玄関のドアが開く音なんてしなかったしそれに短時間の間で着替えまで済ましてる

瞬間移動したの…?


「今帰ってきたの? 」


と,質問するとは?って。まるでこいつ何言ってんだとでもいう表情で


「蒼が帰ってきたの知らない」


そういうと心配そうな顔をして


「熱あんのか?」


っておでこを触ってきた

帰ってきたの知らないって言っただけで熱がある? なんて…面白いな

それより蒼帰ってきたし洸も起きたし!

退屈じゃなくなったー!


「あ、そういえば木下莉羽が未來に会いたいって言ってたぞ」

「え⁉︎ 何それ嬉しい! 私も莉羽ちゃんに会いたいなぁ…」

「あと2ヶ月は無理だろ」

「なんで⁉︎ 」

「毎日撮影。遊ぶ暇もない」

「そんなー…」


莉羽ちゃんに会いたいよ〜‼︎

全然声も聞いてないよ!


「いいなぁ蒼は。頻繁に莉羽ちゃんと会えて」

「お前ら同じこと言ってるぞ」


同じ事って莉羽ちゃんも私と同じ気持ちって事?

すっごい嬉しい!


「賢とも上手くやってるって」

「聞いてくれたの? 」

「伝えとけって言われた」

「ありがとう蒼‼︎ 」


たくさんの嬉しいが積み重なって蒼に抱きついてしまった


「…顔真っ赤」

「うるせぇ」


やっぱり蒼がいるだけで楽しい

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