続・芸能人と恋に落ちました。
「勘弁してくれよ…」
はぁ…と溜息をつきながらだけど許してくれた
蒼の温もりと泣き疲れて眠くなってきた
「…眠い」
「寝るか?」
「うん…立つ」
眠いのを我慢してヨチヨチと前に進む
その時何かに足をとられた
「危ねぇ」
「ごめん…ありがと」
「おいで未來」
「ん…」
おいでと呼んでくれる蒼に甘えたくて駆け寄った
「ふっ…」
蒼に抱きかかえてもらい寝室へ
優しく布団の上に降ろしてもらった
私たちは子供が産まれてからいつも子供達を挟んで寝ている
でも…今日は側にいてほしい
気付いたら蒼の腕を掴んでいた
驚いた顔を見せたけど私の隣に寝てくれた
「今日はやけに甘えるんだな」
「甘えたい気分なの…」
モゾモゾと胸に顔を埋める
「側にいて…」
「わかったよ」
蒼は優しく頭を撫でてくれた
それが心地よくて眠ってしまった