続・芸能人と恋に落ちました。
逃げていった蒼を追いかけリビングに戻ると恋蘭と洸を椅子に座らせて準備万端
「よーし、食べるぞー」
あの短時間で2人を椅子に座らせてご飯もよそってる
「恋蘭、手合わせて。いただきます」
「いただきます」
家族揃ってる時はみんな座ってから食べるのにっ!
「ママは食べないの? 」
「食べる」
洸の隣に座り少しふてくされながらご飯を食べているとき…
『♪〜♪〜♪』
あっ,私の携帯だ
誰だろう?
聖奈かお母さんかな
表示されている名前を見るとそこには…
「…莉羽ちゃん? 」
「誰?」
どうしたんだろう? 珍しいな
「男じゃねーよな?」
「違うよ,莉羽ちゃん」
「は?なんで木下莉羽が…」
蒼も気になるみたい
待たしてはいけないと思い電話に出た
「もしも…」
『未來! 今からあんたの家行っていい⁉︎ 』
「えっ! ど,どうしたの? 」
『後で話すからって! ってか家わかんない。未來の家の近くのコンビニにいるから迎えきてっ! じゃっ! 』
「ちょ,ちょっと! 」
聞こえてくるのは機械音
私に有無を言わせないで強制的に…
「なんだって?」